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【前置胎盤で出血し入院】赤ちゃんが無事に産まれてくることは奇跡です

妊娠・出産(体験談)
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入籍直後に、第一子の妊娠が分かりました。実は結婚前に、子宮外妊娠を経験したことがあり、最初の妊婦検診では子宮内に胎嚢があるかどうか、私はかなり不安でした。

でも、そんな心配は取り越し苦労で、初めてもらったエコー写真には小さな丸い胎嚢が写っていました。

待望の妊娠に喜んでいた矢先【前置胎盤の可能性】を告げられる

胎嚢が写ったエコー写真を見て、「今度はちゃんと、私のお腹の中に赤ちゃんがいる!」そう思ったら涙がこぼれました。

「大事にお腹の中で育てて、今度こそ絶対元気な赤ちゃんを産もう。」と、私は意気込んでいました。

妊娠初期は順調そのもので、妊婦検診が楽しみで仕方ありませんでした。エコー写真をもらう度に嬉しくて、お腹の上からの超音波検査で動いている赤ちゃんの様子を夫婦で見ると、ベタに感動していました。

元気な心拍音を聞くのも嬉しくて、自分でドップラーを購入した程です。そんな幸せな時間を過ごしていたのですが、妊娠18週頃の検診で、先生に前置胎盤の可能性があると告げられました。

前置胎盤とは、通常の胎盤は子宮の上部にあるのに、前置胎盤の場合は子宮口付近に胎盤が形成され、子宮口をふさいでしまって自然分娩ができない状態のことを言います。

【大量出血したらどうしよう】不安になる妊婦生活

妊娠中期の状態で胎盤が子宮口付近にあっても、週数が進むにつれ胎盤が上部にずれ、自然分娩が可能になることもあります。

子宮口付近の子宮壁は血液を大量に含み、子宮口付近で胎盤が剥がれると、大量出血の恐れもあり大変危険な妊娠なのです。

この時私は個人クリニックに通院していたのですが、警告出血といって大量出血する前の、少量の出血があった場合は、市内の総合病院に転院することになると言われました。

出産までに胎盤がずれなかったらどうしよう、もし出血したらどうしよう、大量出血になったら、赤ちゃんは助かるのかな、私はどうなるのかなと、楽しかった妊婦生活が一気に不安で押し潰されそうになりました。

前置胎盤の可能性を指摘されてから、先生は毎回慎重に胎盤の位置を確認してくれましたが、やはり胎盤はずれませんでした。

夜間に救急搬送【私は大丈夫だと思っていたのに】

先生は、「とにかく安静に、絶対に無理は禁物だ」と口酸っぱく仰っていました。正直、私はこの時はまだ事の重大さが分かっていませんでした。

自分自身つわりもほぼなかったし、胎動もすごく元気で、仮に前置胎盤が治らなくても帝王切開で出産になるのかな?ぐらいにしか思っていなかったのです。

大量出血の可能性があると言われているけど、私は大丈夫だろうと根拠のない自信がありました。妊娠31週頃に警告出血があるまでは・・・。

ある日、私の実家で旦那さんと、私の両親と祖母も一緒に夕食を食べていました。ふとトイレに立つと、下着に生理のような血液がベッタリと付いていました。

血の気が引く思いでした。クリニックに電話すると、急いできてくれと言われました。

夜間にクリニックに到着すると、玄関で看護士さんが待ち構えていました。バタバタと着替えさせられ、点滴を繋がれると救急車に乗り、市内の総合病院へ救急搬送されました。

前置胎盤による警告出血で入院生活

クリニックへ到着してから救急搬送される騒然とした様子に、いかに警告出血が恐ろしいものか思い知らされました。

出血は生理の普通の日ぐらいの量だったんですが、これがきっかけで大量出血に繋がることもあるのです。

総合病院に到着し、エコー検査や内診をして詳しく検査されると、やはり前置胎盤が起因での警告出血の可能性が高いといわれ、絶対安静を言い渡されました。

その日から、出産までは入院生活になると突然言われました。全く予想だにしていなかった事態です。

救急搬送された日から出産当日まで、子宮の張り止め剤を24時間点滴され、極力ベッドの上での安静生活となりました。

子宮が収縮すると陣痛が促され、胎盤はく離になり大量出血に繋がるので、子宮をなるべく張らせないように、張り止め剤を打ってなるべく動かないようにと言われました。

絶対安静【副作用で頭痛・微熱・吐き気・動悸・手の震え】

入院してから最初の1週間は、子宮張り止め剤の副作用との闘いでした。ウテメリンという子宮張り止め剤の副作用は、頭痛、微熱、吐き気、動悸、手の震え等です。

その全てが一度に襲ってきて、つわりを経験してこなかった私は「あぁ、つわりってこんな感じなのかな」と悶えていました。

とにかく頭が痛くて気持ち悪くて、食事もまともにとれませんでしたが、24時間ずっと点滴しているので、4~5日もしてくれば体が自然と慣れてくるものです。そうなってくると、今度は暇との闘いでした。

安静を言い渡されているので、病棟内をむやみに歩き回ったり売店に行ったりするのは禁止です。ただただ時間だけが有り余っていたので、ベッド上で編み物をしたり、クロスワードをしたりして過ごしていました。

大部屋では同じ境遇の妊婦さんと仲良しに

何度か部屋替えがあったのですが、大部屋に移った時に、自分と同じような境遇の妊婦さんと仲良くなりました。一緒にお喋りをしたりして過ごすことで、残りの入院生活はだいぶ変わりました。

大部屋では予定日もみんな近かったので、一緒に支えあって励ましあって過ごせました。

一緒に過ごす時間も長かったので、その入院仲間とはいまだに連絡を取り合い、お互いの子どもの写真を送りあったりしています。これは本当に財産になったと思います。

私は安静にしていた甲斐があり、出産当日まで大量出血することはありませんでした。辛い点滴の副作用に耐え、長期の安静入院生活にも耐え、いよいよ出産の日を迎えました。

手術台に上がるときは緊張と期待がこみ上げ、なんとも興奮した状態になりました。麻酔は腰椎麻酔で、全身麻酔ではないため意識もしっかりあり、産声を聞くことも、産まれたての顔を見ることも叶いました。

帝王切開での出産【赤ちゃんが無事なら何でも乗り越えられる】

産声を聞いた時は、無意識に涙が頬を伝いました。「あぁ、私でもちゃんと泣けるんだな」なんて、ちょっと客観的にみている自分もいました。

本当に今日までお腹にいれてよかった。大量出血して、早産にならなくて本当によかった。無事に出産できるって奇跡なんだな、と感じました。

しかし問題はここからで、胎盤を剥がしにかかった時に恐れていたことが起こりました。

子宮口付近からの出血が、止まらなくなったのです。赤ちゃんを育てるために体中の血液が集中している子宮、そこからの出血は抑えられないほどのものでした。

事前に自分の血液を貯蔵しておいたのですが、その分を輸血してもまだ足りず、他人の血液を輸血して持ちこたえました。先生方が頑張って胎盤をはがしてくれて、子宮摘出はまぬがれたのです。

その話を産後に聞かされ、前置胎盤の恐ろしさを改めて感じました。それでも、やっぱり赤ちゃんが無事に産まれてくれたことは何物にも代えられません。

入院生活も出産も、なんでも乗り越えられると思えました。

妊娠・出産についてのメッセージと費用について

妊娠・出産を控えている方へのメッセージ

私は妊娠初期、中期は本当に順調そのもので、つわりも全くありませんでした。結構無茶して仕事したり家事したりしていましたが、過去の自分に絶対に無茶するな、安静に!と言いたいです。

せっかくお腹に宿った大切な命、ちょっとの無茶で取り返しのつかないようなことになる可能性もあるのです。

妊娠・出産を経験して、また子供を産みたいという気持ちになりましたか?

大変な出産でしたが、また産みたいと強く思いました。第二子も無事に産まれました。

ふわこさん(30歳、福島県只見町、旦那34歳、長男2歳7カ月、二男0歳5カ月)の「妊娠・出産」体験談

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