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パセドウ病の私が妊娠、母の死という最大の悲しみを乗り越えて出産

妊娠・出産(体験談)
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私は生理周期が安定していたので、妊娠に気づいたのは割と早かったです。主人には結果が出てから報告しようと思ったので、一人静かに一週間を待ち妊娠検査薬を使ったところ陽性でした。

早速妊娠を主人に報告したところ、驚きながらも喜んでくれました。

パセドウ病の治療中に妊娠が判明。喜びの中、母は末期癌のため他界

当時、私はバセドウ病という持病があり薬を服用していました。専門医からは「妊娠した場合、薬が変わるから連絡をするように」と毎回言われていました。

しかも、できることなら妊娠は持病が安定するまで待つよう指示を受けていました。そんな中での妊娠でしたから、主治医には少し怒られました。

まず、バセドウ病の薬が、ヨウ化カリウムからチウラジールに変わりました。これは授乳中も飲めるものなので、これから何年もこの薬になります。

副作用の検査が必要なので、バセドウ病の専門医に週一回通いながら産婦人科へも通い、病院通いの日々です。

幸いチウラジールの副作用が出なかったので、週一回から月に一回と、徐々に通院回数が減りました。

その間にバセドウ病の関係で大きな総合病院へ転院するよう、勧められました。持病がある以上、甲状腺科と産科がある病院で一括管理する方が良いとの判断でした。

産婦人科の方はバセドウ病の患者がよく来るそうで、転院に難色を示していました。でも私自身、通院が楽になるので近所の大学病院へそれぞれ紹介状をもらい、転院しました。

大学病院では待ち時間が長かったけれど、甲状腺科と産科の通院日を合わせてくれたのですごく助かりました。待ち時間は、携帯ゲームで暇をつぶしていました。

私の妊娠中、最大のストレスは、安定期に入った頃におとずれます。私は母の看病のため仕事も辞めて、病院へ詰めていました。

母はよく、私のお腹を触ってくれて「間に合わないねぇ」と悲しそうに言っていました。母は末期癌で、孫を抱けずに他界しました。

母の死はストレスなんてものでは表せませんが、主人と家族の支えでしっかりと見送ることができました。私はそのとき、「母のようなお母さんになろう」と強く心に決めました。

妊娠38週で破水。テンションが上がりつつ、冷静に対処できました

その後は順調に経過して、38週の検診で先生に「赤ちゃんが降りてきているから、来週かな?週末かな?」と言われました。先生の予想通り、その週末、日曜日の朝五時に破水しました。

この頃はお腹が大きいので、夜中に何度もトイレに起きていました。

トレイへ行って布団に入ろうとかがんだ時に尿漏れのような感覚があったので、変えのパンツを持ってトイレへ行くと、緑色のものが出ていて「破水だ!」とわかりました。

急いで主人を起こして「破水したから、今から病院!今日生まれる!」と伝えて、パンツを変えてナプキンをあて、入院グッズを入れたバッグを確認して、母子手帳と財布などを入れました。

その間に寝ぼけている主人に水を飲ませてタクシーを呼び、病院へ破水の電話をしました。

破水でテンションが上がったのと、まだ陣痛がなかったのでテキパキと動くことができました。

明け方なのに、タクシーの中では友達や主人のお母さんにメールで破水を知らせるなど、かなり余裕のある行動をしていました。

大学病院は広く、夜間受付から病棟までかなり移動しました。私は「とうとう生まれる!」とテンションが上がってきたので目は冴えていました。

陣痛室に入ると助産師さんに破水したことを伝え、抗生剤を点滴されました。

何度か内診室へ移動して、子宮口の様子や赤ちゃんの降り具合を見てもらい、お腹には赤ちゃんの心音を確認する器具をセットしていました。

明け方のことで、入院手続きをしていると朝食が間に合わないため、主人が病院内のコンビニで朝ごはんを買ってきてくれたりと、いろいろ動いてくれました。

陣痛がバラバラで混乱、陣痛の時間を測れる無料アプリが役に立ちました

7時過ぎ、コンビニご飯を食べていると少しづつ痛みが出てきました。

助産師さんに「陣痛だから、何分間隔か教えて」と言われたので、急いで陣痛の時間を測れる無料アプリ「陣痛きたかも」を使って陣痛の間隔を測りました。

思っていたよりも、陣痛はまばらにやってくるようです。10分だったり、5分だったりと、どう伝えたら良いのか混乱したので、最終的には助産師さんにアプリの画面を見せて「今こんな感じです」と言うことにしました。

朝ごはんはしっかり食べられましたが、10時頃には本格的に陣痛がきて、腰の痛みで思わず叫んでしまいました。ナースコールを押さなくても助産師さんが駆けつけてきました。

あまり叫ぶと赤ちゃんに良くないようですが、あまりの痛みに叫ばずにはいられず、主人はどうして良いかわからないようでした。

私は陣痛の合間にどうにか「腰を叩いて」とやっと伝えて、腰を叩いてもらいました。

本当は腰をさすって欲しかったのですが、主人は腰をさするのが下手で全然効かなかったので、叩いてもらうことにしました。こちらの方が、痛みが紛れてよかったです。

そうして12時になりましたが、昼食を食べたくても痛みで食べることができません。

お腹は空いていましたが、痛くて横を向いていないといけないし、ベッドの手すりを掴んでいないといけなかったので、お茶を飲むのが精一杯でした。

14時ごろやっと子宮口が開いたらしく、歩いて分娩室へ。この間も痛みで何度も立ち止まり、そのたびに叫んでいました。

この頃には心配した父・兄・姉が病院へ来てくれましたが、気にする余裕もありませんでした。

主人は立会い希望でしたので、消毒を済ませて分娩室に入ってきました。途中、首を上げているのが辛くなってきたので、頭上の主人の手をとって、頭を支えるようにしてもらいました。

本当は高めの枕が欲しかったのですが、主人が支えてくれたのでしっかりお腹を見て出産することができました。

陣痛開始から8時間後に出産、何があってもこの子を守ろうと心に誓いました

本格的な陣痛が始まったのが午前7時。それから我が子は8時間後の15時に出てきました。

そのとき「生まれた。あ、泣いてる」と他人事のように思って主人を見ると、目に涙をためて私の頭を支えてくれていました。

そんな主人を見て、やっと現実として我が子の声を聞くことができ、私も涙が溢れてきました。

すっごく痛くて、叫んだのに安産だったようで、そこは未だに納得していません。無事に生まれたので良いのですが「安産」という言葉のイメージだと、もっとスルンと出てくるイメージでした。

入院中には、脱肛したのか肛門が激痛にさらされ、軟膏を処方してもらうまで修羅場でした。助産師さんに恥と思えるもの全てをさらけ出したような気がします。こうしてみなさん、母になって強くなっていくのですね。

我が子はとてもかわいいです。この小さな命を、これから何があっても守っていこう!主人と心に誓いました。今でもそう思っています。

妊娠・出産についてのアドバイスとアンケートと費用について

妊娠・出産を控えている方へのメッセージ

不安な方はたくさんいらっしゃると思いますが、「どうにかなる!」、「お腹にいるんだから産むしかない!」です。

私自身、こう思ってお産に対する恐怖を乗り越えていきました。声に出して言うと効果は絶大です!

妊娠・出産を経験して、また子供を産みたいという気持ちになりましたか?

最初は嫌でしたが、子供が1歳半になって、第2子の妊娠が判明しました。いまは産みたい気持ちでいっぱいです。

出産一時金や、雑費・お部屋代を除いて手出しした費用について

日曜日に出産しました。子供の検査代なども含めて手出しが13万円ほどでした。

痛みに弱いさん(31歳、福岡市、旦那29歳、子供1歳)の「妊娠・出産」体験談

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