多嚢胞性卵巣で治療が苦痛!痛い注射を我慢してまで続けるべきなの?
私たち夫婦は、夫が40歳になったのをきっかけに、妊活をはじめました。
結婚してから3年。特に避妊をしていたわけではないのですが、子どもには恵まれませんでした。私としては、なんとなく、「子どもは無理かなぁ」と諦めていました。
目次
【夫の希望】基礎体温をつけてタイミングをはかる事から始めました
私は、20代の頃に早朝から深夜まで働く仕事をしていて、その時に生理も止まって、現在でもその後遺症か滅多に生理が来ないという体質になってしまっていました。
私は、「子どもは産めないかも」ということを夫に告げて結婚したのですが、夫は諦めきれなかったようです。
そして、夫が40歳になったとき、「無理かもしれないけれど、子どもをつくる努力はしてほしい」と、夫から言われたので、不妊治療をすることになりました。
まずは、自分で基礎体温を測って、タイミング法を試してみようとしました。
ですが、高温期が見当たらない、どうしようもないグラフができるばかりで、排卵日の特定などできるはずもない状況でした。そのため、産婦人科で投薬を受けて、生理不順を直しつつ、タイミング法を続けました。
【多嚢胞性卵巣】筋肉注射は苦痛、クロミッドが終わったら治療を諦めたい
通院してから4か月したぐらいで、クロミッドを飲み、卵胞を育て、HCG注射で排卵を促し・・・という治療に入りました。
このHCG注射ですが、筋肉注射なので、すごく痛いのです。(お尻に打つと多少痛みは和らぐようですが、お尻を出すのに抵抗があっていつも、痛いのを我慢して腕にしてもらっています。)
私は、多嚢胞性卵巣という状態になっていたこともあり、なかなか排卵もしないという状態です。
排卵を促すためのクロミッドという薬は、使える回数に上限があり、私の場合、チャンスはあと1回です。ここでダメだった場合は諦めるのか、次の治療のステップへ進むのか、私は悩んでいます。
次の治療のステップへ進めば、今までとは、比べ物にならない費用が掛かると聞いています。(今のところは、保険適用の部分があり、1回の平均3千円ぐらいで済んでいます。)
しかし、ここで諦めるという選択肢に夫が頷いてくれるのか分かりません。
夫には、子どもを産めるパートナーを選ぶように勧めたほうがいいのかも
我が家の場合、私と夫の、「子どもが欲しい」という思いへの温度差が悩みの大元です。
20代の頃から、「たぶん私は、子どもは持てないだろうな」と、ぼんやりとですが諦めていました。また、周囲の友人たちと同じように自分も子どもが欲しいと思う夫には、最初から妊活への温度差がありました。
私も子どもが欲しくないわけではないのですが、不妊治療にかかる費用や、治療の痛みを考えると、どうしても夫ほどには、子どもを欲しいと強くは思えないのです。
「配偶者が私でなければ、夫は自分の子どもを抱くことができた。」そう考えると、
「もう1度、パートナーを選びなおしたほうがいい」というような事を夫にを勧めたほうがいいのではないか。最近は、そんなことを考えるようになりました。
妊活の費用とメッセージ
在までに妊活で使った費用はいくら?
現在までに10万円程度です。
これから妊活をはじめるという方へのメッセージ
自分はそれほどでもないけれど、夫の希望で妊活や不妊治療をはじめる方へ。投薬や注射など、体に負担をかけるのは貴方です。
どこまでの犠牲ならば払えるのか、そして、どこまで頑張れるのかを自分自身に問いかけてから妊活をはじめることをお勧めします。
(33歳、岐阜県多治見市、夫41歳と2人暮らし)さんの「妊活のストレス」体験談より